前回の「所有欲経済と使用欲経済」に続いて、体験型エコノミーについて触れてみたい。

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最近サラリーマン3年目の人から相談を受けた、
「この先の人生について悩んでいるんです。どのような道を歩むべきかまだ決めかねていることに相当な焦りを感じているんですがどうしたら良いでしょう?」
と聞かれた。
そんなこと言ったら私みたいな歳で悩んでいたらどうなっちゃうの?って思うよね(笑)。

モノ余りの時代
現代社会はモノ余りの時代なので、所有欲を持たない人が多く、求められているのが体験であると感じる。
知りたいことはネットで情報が手に入るので、あたかも知っていたかのように物事を片付けてしまう傾向がある。よって経験知が少ない割りに情報を探すことが得意で、優等生的回答になる傾向が強い。

未経験からの悩み
反面、最近社会人になったばかりの年代は経験知が少ないので結果的に今になってから自分の進むべき道に悩む事態に陥るということなのだろう。
今はシェアリングエコノミーが普及してきているので容易に体験の機会を得やすい環境になっているのは世の流れだ。

モノ売りから体験売りの時代へ
そこで、生産者、クリエイター、アーティストなどものづくり系の方はモノ売りから脱却して体験を売ってみるのはどうだろうか?
日々の活動を体験という形で提供することで価値化することが今後の社会だと考える。
工場見学、農業体験、ダイビング体験、等は従来の良い例だよね。 これからは個人の活動を体験に変えることが出来る時代だ。

サポーターズクラブ
これから始まるサポーターズクラブの形態はまさにそんな場を提供できると考えてる。
あなたのクラブを作ってみてはどうだろう?

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