感動創造!ブログ

元ベンチャー経営者のブログ

久しぶりです!!

思い返せば、自身の会社を売却してから早1年!
その後私の環境変化が慌ただしく起こりいろいろあり、周りの変化に自分の気持ちが追いついていけなく、ブログを書く余裕も無くひたすら前に向かっていた1年間だったと思う。

でも、最近はようやく気持ちも落ち着いてきて、振り返って自身の考えを発信し、起業家時代のように変化を起こすヒントを創ることも必要だなと、と思えるようになってきたので、久々に書こうと思う。

あれは1年前だった!慌ただしく自身の会社事業売却の手続きで飛び回っていたのが丁度昨年の5月。何もかも始めてのことで、どうやってM&Aの手続きを1ヶ月以内で完了させればよいのか?誰に聞けば良いのか、まったくわからないまま法務局や税理士などを飛び回り、とにかく足で知り得たことを形にしてやりとげた1ヶ月だった。あの時の体験は自信につながっていると感じる。

その後、M&A先のものづくり企業様に一時お世話になり、場所も、環境も大きく変わって単身群馬に住むことになった。めちゃめちゃ暑い夏だったことを覚えている。
突然、思ってもいなかった会社に勤務することは、いったい誰が想像できただろうか?まさに青天の霹靂。自身が取り組むIT事業で貢献出来るなら、と必死にもがき考えた。その後円満退職に。

そんなこんなで、晴れて自由の身になった、昨年9月のこと。
自分のやりたいことを落ち着いて考える時間を持てたことで、ロードマップの先にある起業家を支援するという仕事をしたい、と考えていた矢先のことだった。
仙台に拠点を置く起業家支援&投資事業を進める友人社長からの1通のメッセージがあった!
この時は驚いたけどナチュラルに嬉しかった。
私は、既に場所への拘りが無かったことで何の支障も感じなかった。
あまりのタイムリーなことに少し落ち着こうと思ったが、時間は止まらない。速攻でOKし、今度は単身仙台に。

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そう!美味しい牛タンでよだれが。。。

その後は怒涛のごとく、
東北大学に起業文化を形成する仕事の責任者を拝命。
 学内に東北大学スタートアップガレージを構築&運営責任者
 起業部を活性化して学生起業家を支援
 始めてのビジコン企画・実施
 研究者・教職員の起業支援や投資
 シーズと起業家のマッチング
などなど約半年間で様々な学内変革を支援させて頂いた。まだまだ続く。

今は頻繁に東京・仙台間を行き来する生活だが、最新の情報大歓迎!面白いネタがあれば教えてください。

私はワクワク大好きなので、
また起業したいな〜と妄想する今日このごろ。
アイデアはまた今度ね、、
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前回の「所有欲経済と使用欲経済」に続いて、体験型エコノミーについて触れてみたい。

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最近サラリーマン3年目の人から相談を受けた、
「この先の人生について悩んでいるんです。どのような道を歩むべきかまだ決めかねていることに相当な焦りを感じているんですがどうしたら良いでしょう?」
と聞かれた。
そんなこと言ったら私みたいな歳で悩んでいたらどうなっちゃうの?って思うよね(笑)。

モノ余りの時代
現代社会はモノ余りの時代なので、所有欲を持たない人が多く、求められているのが体験であると感じる。
知りたいことはネットで情報が手に入るので、あたかも知っていたかのように物事を片付けてしまう傾向がある。よって経験知が少ない割りに情報を探すことが得意で、優等生的回答になる傾向が強い。

未経験からの悩み
反面、最近社会人になったばかりの年代は経験知が少ないので結果的に今になってから自分の進むべき道に悩む事態に陥るということなのだろう。
今はシェアリングエコノミーが普及してきているので容易に体験の機会を得やすい環境になっているのは世の流れだ。

モノ売りから体験売りの時代へ
そこで、生産者、クリエイター、アーティストなどものづくり系の方はモノ売りから脱却して体験を売ってみるのはどうだろうか?
日々の活動を体験という形で提供することで価値化することが今後の社会だと考える。
工場見学、農業体験、ダイビング体験、等は従来の良い例だよね。 これからは個人の活動を体験に変えることが出来る時代だ。

サポーターズクラブ
これから始まるサポーターズクラブの形態はまさにそんな場を提供できると考えてる。
あなたのクラブを作ってみてはどうだろう?

こちら、ゆる~く募集中です♫

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かつてバブル期を知る世代の方はあの頃をどんな風に過ごしていただろうか?
私も社会人でサラリーマンを過ごした一人だった。
あの頃は、マンションがバンバン売れ、高級車が売れ、飲み会や接待漬けの毎日で、駅にはタクシー待ちの長蛇の列。高速道路はタクシーだらけだったことを思い出す。

経済成長期のマーケットは所有欲と使用欲が合体した時代だった。
欲しいモノ・使いたいモノはまずは買うことが常識だった。
借りるという行為は倹約家のような印象があった。

しかし、現在はシェアリングエコノミー全盛期だ。
そもそもモノ余りの時代に新しいモノを買うということにステータスは感じられない時代になっている。
ここで急成長するエコノミーが所有欲と使用欲が分離された経済だ。

使用欲経済
シェアリングエコノミーは使用欲を満たす経済で、例を上げたらキリが無い。Uber、Airbnb、スペースマーケット、レンタカー、Co-Working、クラウドソーシング、などなど。
これまでのような商品を製産していれば売れる時代では無くなってきている。そこに求められるのはソーシャル的コミュニケーションインフラの確立だ。求める人と求められる人をマッチングすることによって信頼関係が容易に確立でき急成長している。

所有欲経済
では所有欲は無くなったのか、というとそうでもない。日々の生活の中では使用欲だけでは満たされないもの、死ぬまでに一度は持ちたいという願望だ。例えば超高級車であるランボルギーニやポルシェ、フェラーリ、などのオーナーとして、ちょい悪おやじになってみたいという欲求。これは所有欲に他ならない。

これら2つの欲が今後も分離して共存する世の中になっていくと予想する。

使用欲は体験型へ
これまでのような商品だけに注目するのでは無く、誰がどのように作っているのかを体験することが出来る現場シェアリング型サービスが今後の目玉になるだろう。
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農家、醸造発酵食品、環境考慮型製品など、生産者に向き合い、作り手と買い手の顔を見て信頼関係が生まれ、自分もその活動を支援して地球の環境を守る活動として長期的に賛同する参加型欲求に注目している。会員限定収穫体験、素晴らしい環境に触れる体験、製産者とのコミュニケーション、懇親、などの特典がその例で、あくまで体験に価値がある経済。
それによって限定的な顧客に特化した製品やサービスが提供出来、より尖った良い製品・サービスが生まれて来ることを期待できる。 
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